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Peace of mind

「やるべき努力」と「やるべきでない努力」の違いとは?

いきなりですが、みなさまは今何か努力をしているでしょうか?この記事をご覧の方は、少なくとも学ぶことへ積極的な方々ではないか、と思います。努力というと聞こえは良いですが、聞こえが良いからこそ陥りがちな罠がいくつか仕掛けられています。正しい努力をして結果を出すためにも、やるべき努力とやるべきでない努力の違いを知っておきましょう。

やるべき努力とは、「頭を使う努力」

目標達成という観点においてやるべき努力は、頭を使う努力です。「頭を使う」というと抽象的な表現ですが、仮説を設定して検証することを繰り返し続ける、ということです。逆にいうと、頭を使わない根性論に基づく努力はあまり意味がありません。

この努力がどういったものかというと、例えば「1日に1冊本を読む」といった、根性論だけでする努力です。この習慣だけを聞くと、意識が高いとか、インプット量が多いといった印象を受けるかもしれません。しかし、仮説を使って検証し続ける、という要素を入れなければ、自己投資の効率が悪くなってしまうのです。最初の方は何も問題がなくても、続けていくうちに作業自体が目的化してしまうことがあります。本来は何かしらの目的のために読書という手段を選択したはずでも、とにかく1日1冊本を読んでいさえすれば良い、といった思考に陥りかねません。

作業自体が目的化して起きてしまうこと

このように、作業自体が目的化してしまった場合、次にどのようなことが起こるのでしょうか。

まずは努力の方向性が間違えていても気づくことができなくなります。例えば、体力をつけることを目的として、その方法論を読書から学ぼうとした場合を考えてみましょう。まずは知識をしっかりつけるために、1日1冊本を読むことにしました。本を読むことはあくまでも手段だったはずですが、いつの間にか本を読むこと自体が目的化してしまうと、健康に関する知識だけがつき、本来の目的だった体力は何も変わっていない、ということが起こり得ます。この場合、ある程度学んだ段階で、ジョギングや筋トレなど実践に移行しなければならなかったのですが、手段が目的化するとこの方向性の誤りに気づけないことがあります。

次に、作業の目的化によって「正当化バイアス」がかかってきます。これは、「こんなに努力しているんだから、目標に近づいているに違いない」と考えてしまうことです。例え今のやり方だと効率が悪いかも、という考えが頭をよぎったとしても、方針を変えることが過去の自分の努力を否定することになると考え、効率の悪い方法を続けてしまうケースは多く見られます。何かを選択するには、これまでの労力(サンクコスト(埋没費用))は無視するようにしましょう。

どのような努力をすればいいのか?

本当に必要な努力とは、前述の「頭を使う努力」です。仮説を設定し、検証し続けるといった努力がおすすめです。

例えば、「1日1冊本を読む」という行動でも、その行動が仮説に基づいている必要があります。思いつきのプランではなく、しっかりと努力することでこういう結果が得られる、という仮説があって初めて設定できる行動目標です。そして、目標設定した後も考え続ける必要があります。つまり、常に読書を果たして期待する効果が得られているかを見ていく必要があります。仮説検証は可能な限り定量的に図っていきましょう。目標設定の段階で、いつの段階でどれぐらいの数値目標を達成できるか、というような進め方です。そして、検証した結果、あまり効果を感じることができなかった場合は別の道を探しましょう。

まとめ

「脳みそに汗をかく」という言葉があるように、やるべき努力とは、考えることをやめず、仮説を検証し続ける努力です。逆にやるべきでない努力は、思考停止であり圧倒的に楽ではありますが、手段が目的化してしまったり、正当化バイアスも働いて、本来の目的が達成できないことが多くあります。

本来の目的は何か、ということを常に忘れず、頭を使う努力をし続けましょう。

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