7Apr

ありがとうと言えない心理については、いくつかの思いが考えられます。相手に対して「なぜここで感謝の言葉が言えないの?」と残念に思う時がありますよね。
でも相手にも複雑な思いがあるのかもしれません。今回はありがとうと言えない心理について、考えられる思いを詳しく見ていきましょう。
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感謝の言葉を言い慣れていない
感謝の言葉を言いたいけれど、それに慣れていない人もいます。このため心の中では感謝をしていても、それをストレートに言うことができないのでしょう。
感謝の気持ちについては十分に持っていても、表現するのが苦手な人は案外多いのです。
照れてしまう
感謝の言葉を言うと照れてしまうので、言えない人もいます。さりげなく言える人もいれば、どうしても照れるので言いにくいと考える人もいるでしょう。
照れている自分を知られたくないので、できるだけ早くその場を去ろうとする人もいます。その姿を見て「せっかく親切にしたのに…」と思い、がっかりする場面もあるでしょう。
でも相手としても照れてしまう自分を見せたくない、申し訳ないけれど感謝の言葉が言えないと苦しく思っているかもしれません。
タイミングが分からない
ありがとうといつ言えばよいのか、そのタイミングが分からない人もいます。グループで一緒にいる時には、言いにくさを感じる場合もあるでしょう。
かといって二人きりになると、更に言いにくいと思うケースもあるのです。それならグループでいる時に、さりげなく「ありがとう」と言ってしまった方がよいかもしれないと、悩んでしまうのでしょう。
タイミングについて考えすぎてしまい、結局は伝えられないままでいる人もいます。タイミングよく感謝の言葉を言える人を見て、とても羨ましいと感じる場合もあるでしょう。
違う形で表現しようとしている
ありがとうと言うだけではなく、違う形で感謝の思いを表現しようとしているので、ありがとうと言えない心理になる時もあります。これについては、しばらく様子を見てみる必要があるでしょう。
文章にして渡したい
手紙やメモにして、普段から感謝している思いを伝えようとする人もいます。その方がゆっくりと、自分の思いについても見つめることができるのでしょう。
慌てて「ありがとう」と言うだけよりも、相手に対しての感謝の気持ちがしっかり伝わると信じているのです。
このため後から小さなメモで「あの時は助かりました。本当にありがとう」と書いて渡す場面もあるでしょう。
手紙にするには少し大げさかもしれないと思う時には、メモにできるだけ丁寧な字で書いて渡したいと思う人もいるのです。
プレゼントを渡したい
相手に対してとても感謝をしているので、プレゼントを用意して渡す時に「ありがとう」と伝えたいと思うケースもあります。
プレゼントについては、相手の好きなものを知っているとしたらそれを用意してからにしようと思うでしょう。
もしくは相手の好みについて聞いてみて、それを知ってから急いで買いに行こうとするかもしれません。男性が女性にプレゼントを選ぶ時には、このような時に花束を渡すと少し引かれるかもしれないと思い、やめておく場合もあるでしょう。
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素直になれない
相手がしてくれたこと、言ってくれた内容に対して素直になれないケースもあります。これに対して素直になれたのなら、すぐにでも「ありがとう」と言えるのでしょう。
でも素直になれない性格なので、感謝の言葉が言えないのです。
素直になるのが怖い
元々素直になれない性格だと自分で分かっているので、今さらこれを変えるのが怖いと思う気持ちもあります。
自分の性格については、これでよいと思って過ごしてきた人は多いでしょう。でもこれを変えなければいけないとなると、自分はどうなってしまうのだろうと不安なのです。
相手のためにそして自分のためにも、今の自分から変わりたいと感じてもどうしてもできない人もいるでしょう。
素直になると負けだと思っている
相手が異性でもライバル心を持つ人もいます。例えば仕事で異性からフォローをしてもらったり、ミスを指摘してもらい助かったと思ったりすることも。
でもこれについて「ありがとう」と言ってしまうと、まるで相手に負けてしまったように感じるのです。
相手の方が優秀だと感じるので、素直になれないのでしょう。このため相手に対して感謝の気持ちを伝えずに、心の中では助かったと思っているのです。
まとめ
ありがとうと言えない心理については、素直になれない性格も関係していることを理解しておきましょう。
相手とのやりとりの中で、人柄や性格が分かることもありますよね。その時に相手が素直ではないタイプだと思うのなら、感謝の言葉を待っても返ってこない確率が高いのです。
でも素直な性格の人が「ありがとう」と言わないとしたら、他に何らかの思いがある可能性もあるでしょう。相手の性格やタイプについて知ったうえで、ありがとうと言えない心理についても、できるだけ把握をするようにしたいですね。